こんにちは、Eristarです。
今回はMicrosoft ExcelでAVERAGEIF関数について解説していきます。
以前に、AVERAGE関数とAVERAGEA関数については解説済です。
では、始めていきましょう。
前回解説したAVERAGE関数は数値の平均値を出す関数でした。AVERAGEA関数では文字などの値も含めて平均を出す関数でした。
今回は新たに下記のような表を作成して、AVERAGEIF関数を解説していきます。
10人分の名前と性別と点数が書かれている表です。(今回の表はテーブル機能を使用してっ作成しています。)この表を使って、女の人と男の人それぞれの平均点を出します。
まずは女の人の平均点を出します。H5セルを選択して関数の挿入のアイコン(fx)をクリックします。
関数の挿入のダイアログボックスが表示されたら、関数の検索で「平均」と入力して、検索開始をクリックします。すると関数名の所にAVERAGE系の関数が一覧で出てくるのでAVERAGEIFを選択してOKをクリックします。
上の画像のように、範囲・条件・平均対象範囲を入力してOKをクリックします。
関数にするとこのようになります↓。
=AVERAGEIF(テーブル1[性別],"女",テーブル1[何点])
テーブルで表さない場合はこのようになります↓。
=AVERAGEIF(C2:C11,"女",D2:D2:D11)
すると、H5セルに「63」が現れました。念のため、検算してみます。
=(D2+D3+D6+D10)/4=63
=(90+50+72+40)÷4人=63
平均点は63点ということで、無事AVERAGEIF関数で女の人の平均点を導きだすことができました。
同様に、男の人の平均点も出してみましょう。I5セルを選択して、先ほどと同じように関数を挿入します。
関数にするとこのようになります↓。
=AVERAGEIF(テーブル1[性別],"男",テーブル1[何点])
テーブルで表さない場合はこのようになります↓。
=AVERAGEIF(C2:C11,"男",D2:D2:D11)
よって、男の人の平均点は「74.667」点となりました。
以上、今回はAVERAGEIF関数の解説でした。
次回は、AVERAGEIFS関数について解説していきます。
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