インボイス制度とは?

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こんにちは、Eristarです。

みなさん、「インボイス制度」って聞いたことありますか?最近よくテレビのニュースとかでこのワードが出てきますよね。言葉を聞いたことがある人は多いかもしれませんが、どんな制度か知っていますか?

私は、インボイス制度という言葉は聞いたことがありましたが、どういう制度か知りませんでした。同時に「電子帳簿保存法」という言葉もよく耳にしますが、内容は全く分かりません。

そこで今回、インボイス制度と電子帳簿保存法について調べてみました。インボイス制度と電子帳簿保存法について2回にわたって解説していきます。今回はインボイス制度について解説していきます。

 

この記事を読んで得られることインボイス制度について理解できます

 

では、始めていきます。

 

 

インボイスの言葉の意味は?

インボイスとは英語のinvoiceからきていて意味は送り状という意味です。

そしてインボイスは日本語で「適格請求書」と言います。

 

インボイス制度とは?

適格請求書(インボイス)とは、

売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。

具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。

インボイス制度とは、

<売手側>

 売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。

<買手側>

 買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイス(※)の保存等が必要となります。

(※)買手は、自らが作成した仕入明細書等のうち、一定の事項(インボイスに記載が必要な事項)が記載され取引相手の確認を受けたものを保存することで、仕入税額控除の適用を受けることもできます。

インボイス制度の概要|国税庁 より引用

 

インボイスのイメージを図解します。

通常、お客さんから受け取った税金をお店が代わって国に納めます。

仕入れ先から税込み2200円で仕入れた商品をお客さんに税込み3300円で売りました。仕入れ先はインボイスを発行している会社なので当社が支払う額は仕入額控除されて300円ー200円=100円となります。もしインボイスが発行されなければ仕入額控除ができずに300円(売上税額)ー0円(仕入額控除)=300円を支払うことになります。

 

インボイスを発行できるのは?

適格請求書発行事業者の登録をしている業者のみです。

 

インボイスが発行できない業者の場合のデメリットは?

その為、登録していない場合は登録取引先が課税事業者の場合は仕入税額控除ができず、納税負担が増してしまうため、取引が減る可能性があります。またインボイスが発行できないことで仕入税額控除を行えず消費税分の値下げを要求されるかもしれません。

 

インボイス制度のデメリットとは?

免税事業者にとってはインボイス制度がデメリットになります。

 

免税事業者とは 課税対象の売上高が1000万円に満たない事業者の事

免税事業者も申請することで課税事業者になることができインボイスを発行することができます。しかし、インボイスの発行や保存の手間がかかるようになってしまいます。

 

インボイス制度はいつから?

令和5年(2023年)10月1日から開始されます。

 

今回は「インボイス制度」についての解説でした。

 

なんとなく分かった気がするニャ!

次回は、電子帳簿保存法について解説します。

 

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